阿寒国立公園の湖

 
北海道 屈斜路湖      北海道 摩周湖









 
北海道 ペンケトウ     北海道 オンネトー
阿寒国立公園内には、自然美あふれる多くの湖沼が点在する。中でも、阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖は道東を代表する湖である。しかし、なにせ北海道は広い。屈斜路湖、摩周湖と阿寒湖は50キロ近く離れており、車でも3時間ほどかかる。撮影の日程は余裕を持った方が無難。
 屈斜路湖は、日本最大のカルデラ湖で、その大きさ故、撮影ポイントも豊富にあり、逆に戸惑うこともある。遠くから眺めたり、水面ギリギリまでよったりと、自分なりのアングルを探してみるとよい。屈斜路湖は一年を通して絵になるが、おすすめはやっぱり冬。冬期には湖面が凍結し、かすかに残った水面に白鳥が群がる。また、湖岸には多数の温泉の湧き口があり、早朝にはその水蒸気による霧氷がつく。
 摩周湖は、「霧の摩周湖」と呼ばれる通り、春から夏にかけてよく霧が発生する。これは、摩周湖の水温が低い影響で水蒸気が発生するため。早朝は、この霧を生かした撮影をする。また摩周湖の湖面は、感動を覚えるほどの深い青色。新緑の時期ならば、湖岸に生えているダケカンバの緑と水面のコントラストがみごと。摩周湖は湖岸に降りるのは森が深く危険。そのため、展望台からの撮影となる。観光スポットである2つの展望台があるが、ここからでは観光写真のようになりがち。個性を生かした切り取り方が必要となる。摩周湖の東側にある裏摩周展望台は、観光客も少なく、じっくり撮影できる。
 特別天然記念物のマリモの生息地として知られている阿寒湖だが、深い森に覆われているため、撮影場所は意外と少ない。湖岸にでられる場所は温泉街で撮影には不向き。望遠で、一部を切り取る、と言う撮影にしぼられる。
 阿寒湖の東側に、パンケトウ、ペンケトウと言う湖があるが、ここに通じる道は国有林の林道であるため一般車は許可なしでは通行できない。徒歩で行くなら一日かかる。時間がない場合は、国道241号線にある展望台から、深い森に沈む湖の雰囲気で撮影する。
 阿寒湖の南にある湖がオンネトー。ここは火山性の水質により鮮やかなライトブルーの色合いをしている。周りの樹木の新緑や紅葉、水没する倒木などと絡めて撮ると絵になる。