八甲田周辺


青森県 奥入瀬渓流






青森県 十和田湖






青森県 八甲田
 八甲田周辺は変化に富んだ地域。山に渓流、湖沼群とバリエーションも豊富。また、四季を通じて、違った景色を見せてくれ、通年、この八甲田周辺を撮影のライフスタイルにしている写真家も多い。その魅力的な地域を以下、羅列してみる。
奥入瀬渓流
 日本屈指の渓流美を誇る奥入瀬は、周辺はブナやナラなどの広葉樹林が渓流を取り囲んでいて、芽吹きの時期は特に美しく、夏の苔むした岩との取り組みもいい。紅葉は赤く色付く樹木が少なくどちらかと言えば地味な印象。
 また、渓流沿いには数十コの滝があり、特にいいのが雲井の滝と銚子大滝。滝自身もいいが周りの森の景観と合わせて撮ると幽幻なイメージとなる。連休の混雑時でなければそのへんに車を止めて撮影できる。また、遊歩道が整備されているので健脚者ならバスで移動して歩いてゆっくり回るのもいい。
十和田湖
 十和田湖は標高400メートルの山上にある二重カルデラ湖で、十和田八幡平国立公園の中心。外輪山に沿って国道が走っており、色々な角度から湖を眺められる。特に瞰湖台からの眺めは有名だがポスター等に使われるアングルであるためフレーミングに注意が必要。濃紺な湖面を強調するにしても逆光気味に捉えるにしても、個性を生かした画作りを心がけたい。
八甲田山
 十和田湖の北に聳えるのが八甲田の火山群。特に新緑の時期はブナの芽吹きと残雪の組み合わせが美しく、東北ならではの趣がある。山頂へはロープウェイで登る。湿地帯や高山植物の宝庫で、アオモリトドマツ等がはびこる。夏には、湿原の水面に青空、高山植物のコントラストが見事の映える。
八甲田周辺の湖沼群
 八甲田山麓には多数の湖沼群がある。笠松峠付近にある睡蓮沼は、ミズバショウや、睡蓮科のエゾヒツジグサが白い花を咲かせる。
 八甲田山と十和田湖の中間付近にあるのは蔦沼。付近に六つの沼が点在していて、これらを徒歩で巡る。一番のおすすめは蔦沼でブナの森にひっそりと佇む湖の姿に趣を感じる。倒木などが湖底に沈んでおり、神秘の沼としての雰囲気は一番。