富士山周辺

 
   静岡県 富士宮市      静岡県 富士宮市
      田貫湖            白糸の滝






   静岡県 朝霧高原      山梨県 山中湖 
 標高3776メートルある富士山は、日本のシンボル的存在。地中から吹き上げた マグマが蓄積して生まれた、典型的なコニーデ(成層火山)型で、その形がきわめて美しい、神秘の山である。富士山は独立峰であるため、周囲の気象に影響を及ぼす。そのため、風の流れと雲の動きが著しく変わり、それが富士山の景観をよりいっそう引き立てている。それが富士山の魅力と言えよう。
 さて、富士山は静岡県と山梨県にまたがっていて、古来より表富士、裏富士などと呼ばれていて、現在に至るまで静岡、山梨両県に確執が残っている。しかし、なんといっても富士山は日本の象徴。それぞれ美しい富士山の姿を撮影するポイントがある。
 まず、静岡県側でもっとも雄大に富士が眺められるのは、朝霧高原。高原自体が牧場となっていて、のんびり牛が草を食む光景が見られる。広大な高原に雄大な富士、牧場の牛などを絡める撮影ができる。
 富士山の山頂に朝日が昇る「ダイヤモンド富士」の撮影地として有名なのが田貫湖。人工物も多いが、一番西側の富士休暇村付近は入り江であるため凪が多く逆さ富士がねらえる。
 もう一カ所富士山周辺の絶景としてあげたいのが白糸の滝。富士山の雪解け水が地下水となり長い年月をかけて、幾筋もの流れとなって落ちる姿は大変優美。春の新緑、秋の紅葉の時期がベスト。
 一方、山梨県側の見所といえば、富士五湖があげられる。河口湖、山中湖、西湖、精進湖、本栖湖の5つだが、これは富士山の爆発でせき止められてできた湖。各湖に展望所があり、容易に探すことができるが、撮影スポットであるため似たような作品になりがち。その他、三国峠、二十曲峠といった展望所も多数あるので、いろいろなバージョンで撮影できる。