裏磐梯

 
  福島県 裏磐梯      福島県 裏磐梯
     桧原湖           五色沼





   福島県 裏磐梯        福島県 裏磐梯
   中津川渓谷            れんげ沼 
 裏磐梯は磐梯山の北の裾野に広がる景勝で、プロ、アマを問わず、好んで撮影に来る場所。新緑、紅葉、樹氷と、周りの森には四季おりおりの味わいがあり、これも写真家達を虜にする要因であろう。
 裏磐梯には大小多数の湖沼群が存在する。これは、1888年に、磐梯山が大噴火を起こし、岩雪崩が長瀬川を堰き止めて生まれた。つまり、太古からの沼地ではなく、浅い歴史の中でこのような絶景が生まれたと言うこと。付近には広葉樹が多く、赤く色付く樹木も多く、秋の紅葉風景は東北随一である。
 裏磐梯には桧原湖、小野川湖、秋元湖、曽原湖と言った湖があるが、何処も早朝の撮影が望ましい。湖畔にはペンションやキャンプ場と言った人工物も多くこれらをフレームアウトしなくてはならない。また、秋から冬にかけては湖面から水蒸気が立ち上り、幻想的な風景が漂う。冬期には水蒸気が樹木にくっつき、見事な樹氷の花を咲かせる。
 その他、中瀬沼、れんげ沼、五色沼といった裏磐梯を代表する湖沼群が点在する。特に五色沼はそれぞれ独特の色をした沼が点在する絶景スポット。遊歩道を3時間ほどかけて回る。 周囲は樹木に覆われていて、アングルが難しく、80〜200ミリ程度の望遠レンズが使いやすい。紅葉や新緑と絡めると絵的にぐっと引き締まる。
 秋元湖の東にある渓谷が中津川渓谷。白い岩肌が特徴的な渓谷で、ここは紅葉時期が絶景。
 磐梯山の南に広がる湖が猪苗代湖。ここは断然冬がいい。猪苗代湖自体はキャンプ場などがあるだけでこれと言った特色はない。しかし、冬になるとしぶきによる氷柱が枯れ枝にまとわりつく。これを狙って写真家達はよく出かけるようだが、近年の温暖化によってその現象もなくなりつつあるようだ。