阿蘇周辺

 
熊本県 阿蘇外輪山    熊本県 南阿蘇村




 
熊本県 阿蘇草千里    熊本県 阿蘇火口
 阿蘇は火の国熊本のシンボル的存在の活火山で、周囲128キロメートルにも及ぶ世界最大のカルデラを誇る。その火口からは常に噴煙が立ち上っている。阿蘇はその火口近くまで近づくことのできる世界でも珍しい火山である。火口付近は砂千里ヶ浜と呼ばれる荒れ地で構成されていて、この山頂には阿蘇山公園道路か、仙酔峡からロープウェイで登る。まるで地獄絵のような風景に圧倒されてしまう。
 阿蘇に来て最も驚くのは、阿蘇から九重連山にかけて広がる草原である。これは、天然のものではなく、長い年月をかけて人の手によって作り出されたもの。阿蘇周辺の草原には、数多くの牧場が広がり、牛や馬がのんびりと草をは食む光景が随所で見られる。季節は新緑の頃が最も美しい。北海道でも見られないような、どこまでも続く若草の草原をパンフォーカスで捕らえたい。超広角レンズが活躍しそうだ。
 草原の見所をひとつあげると、阿蘇草千里がそれに当たる。しかし、ここは草原よりも中程にある湿地帯をメインにする。早朝の日が昇る瞬間がベスト。季節がいいと、日中でも絵になる。湿原に蒼い空と雲の映り混みを狙う。また、高山植物の宝庫でもある。これらを画面にまとめてみるといい。
 阿蘇の草原は真っ平らではなく波打った状態。それを表現するのに斜光線を利用する。早朝のかすんだ空気感と阿蘇の風景がこの上なくマッチする。
 なお、阿蘇はツツジの一種、ミヤマキリシマの群生地。特に仙酔峡のミヤマキリシマは山の斜面を駆け上るように咲き撮りやすい。時期は4月下旬から5月上旬にかけて。