奥会津

        
   福島県 檜枝岐村    福島県 南会津町
    モーカケの滝



         
            福島県 昭和村
              矢ノ原湿原
 奥会津は、主に福島県の南西部から、新潟県、栃木県の県境付近までを指す。只見町、檜枝岐村、南会津町、昭和村などが特に日本の原風景が残る私の好きな地域だ。
 裏磐梯に代表されるように、福島県は紅葉が美しい地域。この奥会津の紅葉も目を見張るものがある。日本列島には、多種の落葉広葉樹が生い茂る。そのひとつひとつが、それぞれ別々の色をつけ、それらが重なることによって、カラフルな色合いを見せてくれる。これほどまでに美しく紅葉する国はおそらく日本だけ。まさに世界一の紅葉である。
 只見は、基本的には田子倉湖、只見川が流れる地域と日本最大の人造湖、奥只見湖がある奥只見に別れる。奥只見は尾瀬の玄関口である檜枝岐村、新潟県の魚沼市の境にあり、いわゆる辺境地である。そのため、手付かずの自然が残り、紅葉なども格別な色合いを見せる。
 昭和村にある矢ノ原湿原は、ミズバショウの群生地。もちろん秋の紅葉も美しい場所。駒止湿原は国指定の天然記念物で、ミズバショウやニッコウキスゲといった高山植物が咲き誇る。
 会津高原はリゾート感のある開発地だが、その奥にある中山峠付近はいい。紅葉もさることながら、ノコギリの歯のような尾根が望める。このような場所が各所に点在している。
 奥会津は紅葉が美しければ、当然新緑も美しいと言うことで、四季を通じて撮影できる地域。徒歩移動もそれほどないので広角から望遠までそろえて訪れたい。